好評につき、第3弾のオススメ「
スカッとする映画」です。
今回は
洋画6作、
邦画6作、の計12作品。
もりだくさんです。
けっこう現実離れした内容の映画ばかりなので、
この浮き世を離れ、思う存分
スカスカスカッとしちゃってください。
では、洋画から。
【スカッとする洋画】
DOA デッド・オア・アライブ
出演:デヴォン・青木、ジェイミー・プレスリー、サラ・カーター、ケイン・コスギ
監督:コリー・ユン/製作年度:2006年/上映時間:86分
カンフーアクションで敵をバッタバッタやっつける、
王道のスカッと映画です。とにかく、セクシーな女の人がたくさん出てきて、もう強い強い。頭からっぽにして観ることのできる、娯楽映画です。
同名のゲームが元となってできた映画らしいですが、ゲームもこんな感じなのかな?
ケインコスギのアクションも安定感抜群。
SIN CITY
出演:ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、イライジャ・ウッド、デヴォン・青木、ジョシュ・ハートネット
監督:フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ
製作年度:2005年/上映時間:124分
アメコミの世界観を忠実に再現した、オシャレな映像が目をひく映画。
もちろん、内容もテンポよくおもしろいです。
ただ少しグロいシーンが多いので、血が流れちゃったりもするので、そういうのが苦手でなければもうスカッとしまくりなバッサバッサと進む気持ちいい映画です。ちなみに流血シーンはコミック仕上げでマットな質感なので、そんなに凄惨には感じません。
上記で紹介した「DOA」にも出演している
デヴォン青木さんがこちらでも同じような強いサムライ風の役で出てくるので、DOAと一緒に観てみるのも良いかも。
個人的に、この映画のみどころは「ロード・オブ・ザ・リング」に出演していた
イライジャ・ウッド君が
”すげーすばしこい、のび太”な、ところ。また、
ミッキー・ロークの「顔面ドライブ」、
ブルース・ウィリスの渋かっこよさ、
ジェシカ・アルバのかわいさ、それとなんといっても、独特な世界観。オススメです。
魔法にかけられて
出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン
監督:ケヴィン・リマ/製作年度:2007年/上映時間:108分
おとぎ話のお姫様が現実世界に行ったら・・・?
会話の途中でいきなりミュージカルがはじまっちゃったり、動物たちと会話しちゃったり、動物たちと歌いながらお掃除しちゃったり。ディズニー映画によく出てくるお姫様が現実では「ちょっとイタい子」に。
でも現実はそんなに甘くないぞ、というよりも
素直な気持ちでいるってわるくないよな〜と思わせてくれる、ほんわか楽しい映画です。スカッとする!というよりも、なんとなく気分爽快になれる、
夢のあるおはなし。
ジゼル姫役の女優さんは30代だそうですが とってもかわいい!
王子もバカで正直でよいです。
Black & White/ブラック & ホワイト
出演:リース・ウイザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ
監督:マックG/製作年度:2012年/上映時間:98分
CIAの腕利きスパイとしてタッグを組むふたり、FDRとタック。
ある日、同じ女性を好きになってしまい、次々と職権を乱用して相手を監視したり邪魔したり情報を盗んだりして女性の取り合いをはじめてしまう。しかも、仕事そっちのけであの手この手。
この職権乱用具合がとってもヒドイです。このヒドさがおもしろい。
そんなおバカなお話ですが、監督が
「チャーリーズ・エンジェル」をてがけたマックG。
ド派手なアクションやテンポの良さなんかで、ばかばかしくも結構たのしめます。
「Black & White」というタイトルにしてはそんなに正反対なふたりではない気がしますが、女性目線だと「どっちがいいかな」なんて思いながら観るのも楽しいかも。ちなみに、原題は
「THE MEANS WAR」。見終わったあと、あー、それなって思う人多いかも。
マーズ・アタック!
出演:ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J.フォックス
監督:ティム・バートン/製作年度:1996年/上映時間:105分
これはもう、
イッちゃってる映画。監督ティム・バートン。
B級映画、というくくりにはめられがちなんですが、これはもうはっちゃけすぎちゃってて、逆にいい映画なんじゃないかという錯覚がしてきます。
火星人が地球にやってきたので、友好的に迎え入れようとする地球人。
しかし火星人は地球人のことなど特に感心もなく、ガンガンガンガン地球人を殺しまくります。見た目かわいくもないし、残虐だし、友好的にがんばろうとした地球人たちも、まぁむなしい限り。
そのあたりがもうやりすぎちゃってて、いろいろ
ツッコミどころがあり、そしてオチとしてはなんとかハッピーエンドなので、気楽な感じでゲラゲラ笑いながら鑑賞、が一番です。もー
ほんとヒドイ。好き嫌いが激しく分かれる映画だと思うので、ピンときた人は、観てみてね。
バグズ・ライフ
監督:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
製作年度:1998年/上映時間:94分
ディズニー×ピクサーの全編CG映画。この作品はあまり有名ではない気がしますが、安定のディズニー×ピクサー!という感じ。
働きづめのアリたちが、強いバッタにこき使われいじめられる毎日。
サーカスを首になったてんとう虫やクモ、だんご虫たちをひょんなことからヒーローだと思い込み、みんなで力をあわせて、崩れかけていたアリ王国を再建!バッタたちに反撃をしかけます。
子供向けなんじゃないか?なんて思わず、オトナもしっかりホロリとさせられるので、食わず嫌いしないで観てみるといいんじゃないかと!そして、ホロリもあり、笑いもあり、気持ちが晴れやかになる、あったかい映画です。
虫たちの知恵にも注目!
【スカッとする邦画】
SHINOBI
出演:仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、椎名桔平、沢尻エリカ
監督:下山天/製作年度:2005年/上映時間:101分
伊賀と甲賀とで、対立する
忍者のお話。
なんとなく、恋愛映画なのかな?という予想をしていましたが、恋愛要素はそこそこに、各忍者のもっている
特殊能力を活かした戦闘シーンがすさまじい映画でした。冒頭10分くらいで、ドラゴンボールかと思いました。
それとなんとなく、この椎名桔平氏の白いビジュアルが受け付けなかったので観るのをためらっていましたが、もっと早くみればよかったな!という面白さ。
オダギリジョーの少しアレンジした着物姿がとてもカッコイイし、まだあどけない感じの
エリカ様が健気でかわいい役を演じています。
お話としてはかなり切ないものなのですが、アクションシーンや特殊能力、個性ゆたかな忍者たちがいろいろワクワクさせてくれる映画です。
猿ロック THE MOVIE
出演:市原隼人、比嘉愛未、高岡蒼甫、芦名星、渡部豪太
監督:前田哲/製作年度:2010年/上映時間:112分
先日、ドラマ「カラマーゾフの兄弟」がはじまりましたね。
正義感のある熱い男の役が多い
市原隼人君が、あのドラマではけっこうめずらしく悪い雰囲気をかもしだした、寡黙な弁護士役。あれはあれでまた違った魅力があるのですが、
いつものアツい市原君を観たい人には、これが絶対オススメ!
まっすぐで、正義感あふれる、鍵師の猿くんが活躍します。
ロックって、音楽の方じゃなくて、錠(LOCK)のことだったんですね。
交渉人 真下正義
出演:ユースケ・サンタマリア、寺島進、小泉孝太郎、松重豊
監督:本広克行/製作年度:2005年/上映時間:128分
「
踊る!大捜査線」のスピンオフムービー。
ユースケかっこいいなぁ、と思ったのはこの映画のおかげです。
地下鉄を乗客ごとジャックされ、その犯人と通信で交渉をしながら事件を解決にみちびこうとがんばる、真下警視。犯人とのかけひき、他所への指示、地下鉄の仕組みの把握などなど、的確にこなしていく様がとてもかっこいいです。
デキる男、真下さんを観ることができました。
でもこの話の面白さとは別に、東京の地下鉄ってこうなってるんだ!?こういう仕組みがあるんだ?というトリビア的なものにだいぶワクワクしました。これはスカッとする映画、というよりも「
ほうほう、と感心しながら観ちゃう映画」かも。
12人の優しい日本人
出演:塩見三省、相島一之、梶原善、山下容莉枝、豊川悦司
監督:中原俊/製作年度:1991年/上映時間:116分
三谷幸喜の東京サンシャインボーイズの舞台を映画化した作品。これはかなり昔にみた映画なのですが、ほんとこれスカッとできた映画だったな〜ということをよく覚えています。
もし、日本に陪審員制度があったら?
という設定で進むお話。といっても堅苦しいものではなく、コメディです。
12人の個性的な人たちが、あれこれあれこれと、一つの部屋の中で事件について考える。意見を言う。言葉がとびかう。
舞台をみているみたいです。三谷幸喜の脚本って、スピード感もあり、飽きないのは昔からなんですね。
出演している役者さんたちも、三谷ドラマが好きな方ならば見覚えのある役者さんが多いと思います。そして何より
トヨエツが若いのにすごい存在感!オススメです。
高校デビュー
出演:溝端淳平、大野いと、菅田将暉、宮澤佐江、増田有華
監督:英勉/製作年度:2010年/上映時間:93分
かるーい恋愛映画でも観てスカッとね、
という方はこちらなんかいかがでしょう。
主人公は中学時代、部活ばかりの非モテ女子。高校生になったら恋をして、彼氏がほしい!
モテ女子になってやる!と思うものの、うまくいかず、ちょっとしたことから校内一のイケメン男子にモテ指導をしてもらうことになる、そんな映画です。
少女漫画みたいだな、と思っていたら原作は少女漫画だそうです。
この映画のみどころは、
コメディなところ。高校生の恋愛にそんなに重点が置かれてる気がしません。温水さんが出てくるのは狙い過ぎか、とも思いますが、なんとなくストーリーの「間」とかカメラワークとかが、独特でかわいらしい映画。だから観た後、爽やかな気分になれるのかもしれません。
あとは元AKB48の
増田有華ちゃんがちょこっと出ていますが、ちょこっとだけなのにとんでもなく存在感出して去っていきます。びびります。
サマーウォーズ
出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、斎藤歩
監督:細田守/製作年度:2009年/上映時間:114分
有名な映画なので、ここでオススメする必要もないかもしれません。
日本のアニメって改めてすごいな!と思った一作。
ジャケットのイラストが田舎風景なので予想がつきませんでしたが、高校生の男の子が世界規模の戦いを強いられる
SF青春ドラマ。ネット上の仮想空間OZに混乱が起き、それと繋がりすぎている現代社会に多大なる障害があらわれる。田舎で、大家族のいるところで、主人公がめっちゃがんばります。
すごく魅力的だったのは、この田舎のおうちにいて皆を従える
おばあちゃんの強さ。冷静に沈着に、できることをきちんとこなしていきます。
実はこの映画、3.11.以前にみたのですが、震災の際ほんとにこのおばあちゃんのことを思い出して心強くいられた思い出があります。(実際、被災はしていないのでたいしたものではないですが)
ハラハラしっぱなしなところもありますが、田舎の大家族の風景だったり、人と人との縁だったり、なんでもない日常のやさしさだったり、そんなほんわかした場面も多く、何回でも観られるいい映画だと思います。
そしてやっぱり、
スカッとできる爽やかな映画。
花札の「こいこい」を知っているともっと楽しめるみたいですね。
以上、勝手にオススメする「
スカッとする映画」12作でした!
長い記事になってしまったので、全部読んでくれた人がいたらありがとう!
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